S21-130 涸れたる谷間に
1 | 涸れたる谷間に 水を求めて あえぎてさまよう 鹿のごとくに わが魂は 神を求むる。 み顔仰ぐ日は いついかなる日か。 |
4 | 今、わが魂 うれいに沈む。 大波とどろき われを越えゆく。 なにゆえ神は 祈りを聞かず、 苦しむがわ身を 忘れ見放すか。 |
2 | この世の人々 われを囲みて、 あざけりののしり 絶え間なく言う、 「お前の神は どこにいるか」と。 ただ涙のみが 日ごとのわが糧。 |
5 | なにゆえうなだれ 思いみだれて、 なにゆえ呻くか、わが魂よ。 ただ待ち望め 岩なる神を、 そのみ顔こそが わが救いなれば。 |
3 | 思えばなつかし 過ぎ去りし日々。 よろこび歌いて 祭りに集い、 み前に伏して 感謝をささげ、 み神をたたえし 祝福の日々よ。 |
アーメン |
Since 2020/6/3 Updated 2020/6/5