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ローマ人への手紙 7章 7節〜15節
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7:7 それでは、どのように言うべきでしょうか。律法は罪なのでしょうか。決してそんなことはありません。むしろ、律法によらなければ、私は罪を知ることはなかったでしょう。実際、律法が「隣人のものを欲してはならない」と言わなければ、私は欲望を知らなかったでしょう。
7:8 しかし、罪は戒めによって機会をとらえ、私のうちにあらゆる欲望を引き起こしました。律法がなければ、罪は死んだものです。
7:9 私はかつて律法なしに生きていましたが、戒めが来たとき、罪は生き、
7:10 私は死にました。それで、いのちに導くはずの戒めが、死に導くものであると分かりました。
7:11 罪は戒めによって機会をとらえ、私を欺き、戒めによって私を殺したのです。
7:12 ですから、律法は聖なるものです。また戒めも聖なるものであり、正しく、また良いものです。
7:13 それでは、この良いものが、私に死をもたらしたのでしょうか。決してそんなことはありません。むしろ、罪がそれをもたらしたのです。罪は、この良いもので私に死をもたらすことによって、罪として明らかにされました。罪は戒めによって、限りなく罪深いものとなりました。
7:14 私たちは、律法が霊的なものであることを知っています。しかし、私は肉的な者であり、売り渡されて罪の下にある者です。
7:15 私には、自分のしていることが分かりません。自分がしたいと願うことはせずに、むしろ自分が憎んでいることを行っているからです。


(新改訳2017より)

Since 2021/7/18 Updated 2021/7/25