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2020年 8月 9日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書 5章 1〜18節

5:1 その後、ユダヤ人の祭りがあって、イエスはエルサレムに上られた。
5:2 エルサレムには、羊の門の近くに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があり、五つの回廊がついていた。
5:3 その中には、病人、目の見えない人、足の不自由な人、からだに麻痺のある人たちが大勢、横になっていた。
5:4 【本節欠如】
5:5 そこに、三十八年も病気にかかっている人がいた。
5:6 イエスは彼が横になっているのを見て、すでに長い間そうしていることを知ると、彼に言われた。「良くなりたいか。」
5:7 病人は答えた。「主よ。水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいません。行きかけると、ほかの人が先に下りて行きます。」
5:8 イエスは彼に言われた。「起きて床を取り上げ、歩きなさい。」
5:9 すると、すぐにその人は治って、床を取り上げて歩き出した。ところが、その日は安息日であった。
5:10 そこでユダヤ人たちは、その癒やされた人に、「今日は安息日だ。床を取り上げることは許されていない」と言った。
5:11 しかし、その人は彼らに答えた。「私を治してくださった方が、『床を取り上げて歩け』と私に言われたのです。」
5:12 彼らは尋ねた。「『取り上げて歩け』とあなたに言った人はだれなのか。」
5:13 しかし、癒やされた人は、それがだれであるかを知らなかった。群衆がそこにいる間に、イエスは立ち去られたからである。
5:14 後になって、イエスは宮の中で彼を見つけて言われた。「見なさい。あなたは良くなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないと、もっと悪いことがあなたに起こるかもしれない。」
5:15 その人は行って、ユダヤ人たちに、自分を治してくれたのはイエスだと伝えた。
5:16 そのためユダヤ人たちは、イエスを迫害し始めた。イエスが、安息日にこのようなことをしておられたからである。
5:17 イエスは彼らに答えられた。「わたしの父は今に至るまで働いておられます。それでわたしも働いているのです。」
5:18 そのためユダヤ人たちは、ますますイエスを殺そうとするようになった。イエスが安息日を破っていただけでなく、神をご自分の父と呼び、ご自分を神と等しくされたからである。


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説教要旨

イエス様は祭りのためにエルサレムに上られたが、
ベテスダの池で、多くの病人や障碍者が集まって
不思議の起きるのを待ち続けているのを見られた。
そこに38年間病気の人が横たわっているのをご覧
になり、「良くなりたいか?」と尋ねられた。
病人は「主よ、水がかき回された時、池の中に入れ
てくれる人がいません。」と絶望的な状況を嘆いた。
イエスは、「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」と
言われ、男はすぐに治って床を取り上げた。しかし
その日は安息日であったので、ユダヤ人が見とがめ
て、床を取り上げろと言ったのは誰か、と詰問したが
男はイエスが誰かを知らなかった。その後イエス様
は男に出会って、よくなったらもう罪を犯してはいけ
ない、もっと悪い事があるかもしれない、と諭された。

この男を癒やしたのがイエスであったことがユダヤ人
にも知られ、ユダヤ人は安息日の規定を破った、と
イエスを非難した。イエス様は、私の父は今も働いて
おられる、即ち神は天地創造を6日間で完了し、安
息されたが、その後は、世界を治めるための摂理の
働きを休みなく続けておられる。だから子である私も
働いているのだ、と安息日の教条的な理解を否定
された。
ユダヤ人たちは益々イエスを敵視するようになった。

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