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2020年 8月 16日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書 5章 19-29節

5:19 イエスは彼らに答えて言われた。「まことに、まことに、あなたがたに言います。子は、父がしておられることを見て行う以外には、自分から何も行うことはできません。すべて父がなさることを、子も同様に行うのです。
5:20 それは、父が子を愛し、ご自分がすることをすべて、子にお示しになるからです。また、これよりも大きなわざを子にお示しになるので、あなたがたは驚くことになります。
5:21 父が死人をよみがえらせ、いのちを与えられるように、子もまた、与えたいと思う者にいのちを与えます。
5:22 また、父はだれをもさばかず、すべてのさばきを子に委ねられました。
5:23 それは、すべての人が、父を敬うのと同じように、子を敬うようになるためです。子を敬わない者は、子を遣わされた父も敬いません。
5:24 まことに、まことに、あなたがたに言います。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わされた方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきにあうことがなく、死からいのちに移っています。
5:25 まことに、まことに、あなたがたに言います。死人が神の子の声を聞く時が来ます。今がその時です。それを聞く者は生きます。
5:26 それは、父がご自分のうちにいのちを持っておられるように、子にも、自分のうちにいのちを持つようにしてくださったからです。
5:27 また父は、さばきを行う権威を子に与えてくださいました。子は人の子だからです。
5:28 このことに驚いてはなりません。墓の中にいる者がみな、子の声を聞く時が来るのです。
5:29 そのとき、善を行った者はよみがえっていのちを受けるために、悪を行った者はよみがえってさばきを受けるために出て来ます。

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説教要旨

父なる神が、創造した世界を治める摂理(17節)に
続いて、み子イエス・キリストが、父を私たちに表す
ことを語る。子は父に倣ってその御業を行っておら
れること。父とみ子は愛の関係にある事。父は御子
を通して御業を行っておられるということである。
人の目には決して見えない父を、イエス・キリストが
肉体を取り、私たちに見えるようにして下さったので
私たちは御子を通して父を見ることができるようにさ
れたのです。

24節は、キリストの救いを教える重要な聖句です。
ヨハネ3:16は「神はそのひとり子をお与えになった
ほどに世を愛された。」と神様の救いを教えるが、こ
の5:24は、「私の言葉を聞いて、私を遣わされた
方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、裁きに会う
ことがなく、死からいのちに移っています。」と、人の
視点から、救われる道を教えます。

私の言葉を聞いて 聖霊の助けによって聖書の中
から語りかけるイエスの御声を聞くこと、
私を遣わされた方を信じる 私たち罪人が滅びるの
を憐れんで、御子イエスを世に遣わして十字架に
かからせた父の愛を信じる者という意味です。
永遠のいのち 神の国に生きる滅びることのない命
裁きに会うことがなく 神の法廷で裁かれる時、私
の罪を引き受け、弁護して下さるイエス様がおられる
死からいのちに移っています。 今すでに、神の国
の命が与えられているのです。

この御言葉は、新しくキリストを信ずる人のためだけ
のものではありません。私たちにとっても、毎日聖書
から聞くキリストの言葉は神の力を与えてくれる霊の
糧です。日々の御言葉と祈りに励みましょう。

Since 2020/8/15 Updated 2020/8/30