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2020年 10月11日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書 7:37-52

7:37 さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立ち上がり、大きな声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。
7:38 わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」
7:39 イエスは、ご自分を信じる者が受けることになる御霊について、こう言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、御霊はまだ下っていなかったのである。
7:40 このことばを聞いて、群衆の中には、「この方は、確かにあの預言者だ」と言う人たちがいた。
7:41 別の人たちは「この方はキリストだ」と言った。しかし、このように言う人たちもいた。「キリストはガリラヤから出るだろうか。
7:42 キリストはダビデの子孫から、ダビデがいた村、ベツレヘムから出ると、聖書は言っているではないか。」
7:43 こうして、イエスのことで群衆の間に分裂が生じた。
7:44 彼らの中にはイエスを捕らえたいと思う人たちもいたが、だれもイエスに手をかける者はいなかった。
7:45 さて、祭司長たちとパリサイ人たちは、下役たちが自分たちのところに戻って来たとき、彼らに言った。「なぜあの人を連れて来なかったのか。」
7:46 下役たちは答えた。「これまで、あの人のように話した人はいませんでした。」
7:47 そこで、パリサイ人たちは答えた。「おまえたちまで惑わされているのか。
7:48 議員やパリサイ人の中で、だれかイエスを信じた者がいたか。
7:49 それにしても、律法を知らないこの群衆はのろわれている。」
7:50 彼らのうちの一人で、イエスのもとに来たことのあるニコデモが彼らに言った。
7:51 「私たちの律法は、まず本人から話を聞き、その人が何をしているのかを知ったうえでなければ、さばくことをしないのではないか。」
7:52 彼らはニコデモに答えて言った。「あなたもガリラヤの出なのか。よく調べなさい。ガリラヤから預言者は起こらないことが分かるだろう。」

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説教要旨

ユダヤ人が1000年以上にわたって伝えてきた、
伝統の仮庵の祭りの最終日の「大いなる日」に、
イエス・キリストは立ち上がって「誰でも渇いている
なら、私のところに来て命の水を飲みなさい、私を
信ずる人は、その人の中から、命の水が川となって
流れ出す。」と叫ばれた。
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「大いなる日」には、シロアムの池から汲まれた水が、
金の器で祭壇に注がれるという儀式が行われたが、
イエスキリストによって真の意味で実現した大いなる
日となったのである。それはイエスを信じて救われ、
霊的に生まれ変わった人に与えられる聖霊が、そ
の人を神の恵みによって潤し、霊の命を溢れさせ、
周囲の人々に恵みを及ぼすことを意味していた。
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聖霊は三位一体の神様の一位格として世界の初め
からおられ、天地創造以来様々な働きをしておられ
たが、神を信ずる者すべてに聖霊が注がれたのは、
イエスキリストが十字架によって栄光を受け、復活
されたのち、ペンテコステからである。
それ以来聖霊は信ずる私たちの心の中におられ、
聖書の御言葉を悟らせ、神の御心を示し、為すべ
きことを教え、罪を悟らせ、心の内を清めて下さる。
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又私たちに勇気を与えてみ言葉を実行させてくだ
さる。私たちの心のうちにあって最も近くにおられる
神、とも言われる。
イエスの周りにいた人々の反応は様々で、イエスを
信じる者もいたが、反対して殺そうとする者もいた。
現代社会も同様である。その中にあって、聖霊に
導かれて、恵みの川があふれ流れる者でありたい。。

Since 2020/10/3
Updated 2020/10/13