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2020年 11月29日
主日礼拝

説教
マタイの福音書 24章24:1〜8、29〜31節

24:1 イエスが宮を出て行かれると、弟子たちが近寄って来て、イエスに向かって宮の建物を指し示した。
24:2 すると、イエスは弟子たちに言われた。「あなたがたはこれらの物すべてを見ているのですか。まことに、あなたがたに言います。ここで、どの石も崩されずに、ほかの石の上に残ることは決してありません。」
24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのですか。あなたが来られ、世が終わる時のしるしは、どのようなものですか。」
24:4 そこでイエスは彼らに答えられた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
24:5 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『私こそキリストだ』と言って、多くの人を惑わします。
24:6 また、戦争や戦争のうわさを聞くことになりますが、気をつけて、うろたえないようにしなさい。そういうことは必ず起こりますが、まだ終わりではありません。
24:7 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、あちこちで飢饉と地震が起こります。
24:8 しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりなのです。

24:29 そうした苦難の日々の後、ただちに太陽は暗くなり、月は光を放たなくなり、星は天から落ち、天のもろもろの力は揺り動かされます。
24:30 そのとき、人の子のしるしが天に現れます。そのとき、地のすべての部族は胸をたたいて悲しみ、人の子が天の雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見るのです。
24:31 人の子は大きなラッパの響きとともに御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで四方から、人の子が選んだ者たちを集めます。

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説教要旨

アドベントと言う言葉の語源は到来ということで、
2つの意味がある。クリスマス、即ちみ子イエス
の誕生を待つ、と言う意味のアドベントと、もう一
度世界を裁くために来られる再臨を待つ、と言
う意味のアドベントである。両方とも旧約聖書に
予言があるが、旧約時代から人々は時期も順
序もわからないまま、漠然とメシアを待っていた。
?
そしてクリスマスの時人となられた主イエス様は
人として一生を送り、神の救いを伝え、人々を
癒し、人の罪のために身代わりに十字架の死
を遂げられた。そして3日目に復活して多くの
弟子たちに現れた後、天に上られた。イエスが
天に上られたとき、天使たちが、「主が昇って
行かれたと同じように、再び天から来られる、」
と告げた。その後長い教会の時代があった。
?
そして、やがてこの世界の終わりに、イエス様
は世界を裁くために再び来られ、人々の罪が
裁かれるが、イエスの贖いを信ずる者は罪を赦
され、永遠のいのちが与えられる。イエス様は
十字架につけられる前にエルサレム神殿で弟
子たちに世の終わりの事を教えられた。
?
そのエルサレム神殿の壮麗な建築に目を奪わ
れていた弟子たちに対して、主は、その神殿も
やがて破壊されることを予告された。 それは
AD70年にローマ軍によってエルサレムが破壊
され現実となった。その後長い時代が過ぎるが、
やがて主は再び来て世界を裁かれる。私たち
はその終末時代にあって主の再臨を待ち望ん
でいる。  それが第2のアドベントである。

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