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2020年 12月13日
主日礼拝

説教
2:21 八日が満ちて幼子に割礼を施す日となり、幼子の名はイエスとつけられた。胎内に宿る前に御使いがつけた名である。
2:22 そして、モーセの律法による彼らのきよめの期間が満ちたとき、両親は幼子をエルサレムに連れて行った。
2:23 それは、主の律法に「最初に胎を開く男子はみな、主のために聖別された者と呼ばれる」と書いてあるとおり、幼子を主に献げるためであった。
2:24 また、主の律法に「山鳩一つがい、あるいは家鳩のひな二羽」と言われていることにしたがって、いけにえを献げるためであった。
2:25 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルが慰められるのを待ち望んでいた。また、聖霊が彼の上におられた。
2:26 そして、主のキリストを見るまでは決して死を見ることはないと、聖霊によって告げられていた。
2:27 シメオンが御霊に導かれて宮に入ると、律法の慣習を守るために、両親が幼子イエスを連れて入って来た。
2:28 シメオンは幼子を腕に抱き、神をほめたたえて言った。
2:29 「主よ。今こそあなたは、おことばどおり、しもべを安らかに去らせてくださいます。
2:30 私の目があなたの御救いを見たからです。
2:31 あなたが万民の前に備えられた救いを。
2:32 異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの栄光を。」
2:33 父と母は、幼子について語られる様々なことに驚いた。
2:34 シメオンは両親を祝福し、母マリアに言った。「ご覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人が倒れたり立ち上がったりするために定められ、また、人々の反対にあうしるしとして定められています。
2:35 あなた自身の心さえも、剣が刺し貫くことになります。それは多くの人の心のうちの思いが、あらわになるためです。」
2:36 また、アシェル族のペヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。この人は非常に年をとっていた。処女の時代の後、七年間夫とともに暮らしたが、
2:37 やもめとなり、八十四歳になっていた。彼女は宮を離れず、断食と祈りをもって、夜も昼も神に仕えていた。
2:38 ちょうどそのとき彼女も近寄って来て、神に感謝をささげ、エルサレムの贖いを待ち望んでいたすべての人に、この幼子のことを語った。
2:39 両親は、主の律法にしたがってすべてのことを成し遂げたので、ガリラヤの自分たちの町ナザレに帰って行った。



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当日の説教
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説教要旨

始めのクリスマスは、2000年前のアブラハム、1000年前
のダビデ、700年前のイザヤへの約束が実現して、メシ
アがおいでになった時でした。エルサレムには、神殿に
やって来てはメシアの到来を待っていた人々がいました。
シメオンは、自分が生きている内にメシアにお会いする
という啓示を受けて、度々神殿に来ては祈りを献げてい
ました。

幼子イエスは、長男として神に献げられるため、律法に
従って生後40日目に生贄を捧げて礼拝する両親に抱
かれて神殿にやってきました。そこで、聖霊に導かれて
神殿にやって来たシメオンと出会います。シメオンに
とっては、生きている内にメシアにお会いできるという
啓示が実現した感動的な出会いでした。

聖なる約束の幼子を抱いたシメオンは、約束を実現
させてくださった神を賛美して、「今、あなたのみ救い
を見せて下さったので、お言葉通り僕を安らかに去ら
せてくださいます。」と満足と感謝の祈りをささげました。
?そしてこの幼子が、異邦人を照らす光、万民を救う方
であることを告げます。そしてマリアについては、心が
剣に貫かれるような苦痛を受けることを予言します。
わが子の十字架上の姿を見ることになるのです。

長い年月神殿を離れずに神に仕えていた女預言者
アンナも来て神に感謝をささげ、待ち望んでいた人々
に救いの到来を語りました。
このように遥か昔の神の約束を信じて待ち望んだ人々
は、その約束の実現の徴を見ることができたのです。
私たちも、再臨のキリストを目を覚まして待ち望む者と
なりたいと思います。

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2/7 Updated 2020/12/13