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2020年 12月20日
クリスマス礼拝

説教
ルカの福音書 2章 1〜7節

2:1 そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、
皇帝アウグストゥスから出た。
2:2 これは、キリニウスがシリアの総督であったときの、
最初の住民登録であった。
2:3 人々はみな登録のために、それぞれ自分の町に帰って行った。
2:4 ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
2:5 身重になっていた、いいなずけの妻マリアとともに
登録するためであった。
2:6 ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、
2:7 男子の初子を産んだ。
そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。
宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。


ピリピ人への手紙 2章6〜9節

2:6 キリストは、神の御姿であられるのに、
神としてのあり方を捨てられないとは考えず、
2:7 ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、
人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、
2:8 自らを低くして、死にまで、
それも十字架の死にまで従われました。
2:9 それゆえ神は、この方を高く上げて、
すべての名にまさる名を与えられました。


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当日の説教
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説教要旨

ローマ帝国で税金徴収のために行われた人口調
査に、ヨセフはマリアを連れて先祖の地ベツレヘム
に向かいました。長い旅の後、ベツレヘムでは、人
の住むような家には入れずに、動物の小屋に身を
休めることになりましたが、マリアはそこで男の子
を出産します。 生まれた子は、天使が告げた神の
子イエス様でした。

普通ならば柔らかい清潔な寝床に寝かされるはず
が、イエス様の寝床は家畜小屋の寝藁の上でした。
ハレルヤコーラスの、キングオブキングス ロード
オブローズ、王たちの王、主たちの主、と歌われる
至高の神の子は、家畜小屋の飼い葉おけに寝か
されました。

キリストは神のみ姿であられるのに、神としての在り
方を捨てられないとは考えずに、ご自分を空しくして
僕の姿を取り、人間と同じようになられました。
人としての姿を持って現れ、ご自分を低くして死に
まで、それも十字架の死に至るまで従われました。
それによって、私たちは救われたのです。人に仕え
られるべき神が、人に仕える僕(奴隷)の姿を取られ
たのです。

私たち罪人を救うため、神の位を下りて、人となって
世に降り、十字架の死にまで従われた主イエスさま
と、独り子を世に下し、親としての痛み苦しみを耐え
忍ばれた父の神の愛は、クリスマスの夜空に大きな
光として、人の世をてらします。
神の子が僕の姿をして降りて来てくださったのがク
リスマス。自らを低くしたものを神は高くして下さる
のです。救われた者はその生き方に倣うものです。


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