○○
2021年 2月7日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書10章 31~42

10:31 ユダヤ人たちは、イエスを石打ちにしようとして、再び石を取り上げた。
10:32 イエスは彼らに答えられた。「わたしは、父から出た多くの良いわざを、あなたがたに示しました。そのうちのどのわざのために、わたしを石打ちにしようとするのですか。」
10:33 ユダヤ人たちはイエスに答えた。「あなたを石打ちにするのは良いわざのためではなく、冒瀆のためだ。あなたは人間でありながら、自分を神としているからだ。」
10:34 イエスは彼らに答えられた。「あなたがたの律法に、『わたしは言った。「おまえたちは神々だ」』と書かれていないでしょうか。
10:35 神のことばを受けた人々を神々と呼んだのなら、聖書が廃棄されることはあり得ないのだから、
10:36 『わたしは神の子である』とわたしが言ったからといって、どうしてあなたがたは、父が聖なる者とし、世に遣わした者について、『神を冒瀆している』と言うのですか。
10:37 もしわたしが、わたしの父のみわざを行っていないのなら、わたしを信じてはなりません。
10:38 しかし、行っているのなら、たとえわたしが信じられなくても、わたしのわざを信じなさい。それは、父がわたしにおられ、わたしも父にいることを、あなたがたが知り、また深く理解するようになるためです。」
10:39 そこで、彼らは再びイエスを捕らえようとしたが、イエスは彼らの手から逃れられた。
10:40 そして、イエスは再びヨルダンの川向こう、ヨハネが初めにバプテスマを授けていた場所に行き、そこに滞在された。
10:41 多くの人々がイエスのところに来た。彼らは「ヨハネは何もしるしを行わなかったが、この方についてヨハネが話したことはすべて真実であった」と言った。
10:42 そして、その地で多くの人々がイエスを信じた。

もし自動的に音声が流れない
場合、ここをクリック
当日の説教
<準備中>
♪ 事前録音分

説教要旨

イエス様が神様を”父“と呼ばれるのを聞いて、
ユダヤ人は神への冒涜として石打ちの刑にしよう
と、石を手に迫った。石打は、旧約の律法にある
死刑の方法で、偶像礼拝など神への冒涜となるよ
うな凶悪な犯罪を犯した者を皆で石を投げて打ち
殺すものです。ヨシュア記には、イスラエルが滅亡
に瀕するほどの罪を犯したアカンと言う男が石で
打たれて殺されたことが記されている。

イエス様は、御言葉を引いて弁明しようとするが彼
らは耳を貸さず、捕らえようとする。イエス様はその
場を離れヨルダン川の向こうの地に落ち延びる。
そこはバプテスマのヨハネが洗礼を授けていた所で
イエス様も公生涯の初めにそこで洗礼を受けられた。

ヨハネはすでにヘロデに殺されてしまっていたが、
人々は、「ヨハネは何一つしるしを行わなかったが
彼がこの方(イエス)について話した事はみな真実
であった」と噂した。ヨハネは自分を主張することは
なく、イエス様の先触れの役目に徹していた。

「私の後からおいでになる方は、私が(奴隷として)
屈んで靴の紐を解く値打ちもないほどのお方だ。」
と言ってイエス様を紹介した。イエス様もまたヨハネ
を、「女の産んだ者の中で、彼よりも大きな者は無
かった」と高く評価した。
自分が何者かであるように高ぶる者は、神によって
退けられる。祭司長たちはお出でになったメシア
をお迎えすることなく、傲慢に陥って役目を失った。
私たちも、ヨハネに倣って、イエス様を紹介し、救い
を語り伝える者となりたい。

Since 2021/2/1 Updated 2021/2/6