○○
2021年 3月7日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書11章 39~46節

11:39 イエスは言われた。「その石を取りのけなさい。」死んだラザロの姉妹マルタは言った。「主よ、もう臭くなっています。四日になりますから。」
11:40 イエスは彼女に言われた。「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」
11:41 そこで、彼らは石を取りのけた。イエスは目を上げて言われた。「父よ、わたしの願いを聞いてくださったことを感謝します。
11:42 あなたはいつでもわたしの願いを聞いてくださると、わたしは知っておりましたが、周りにいる人たちのために、こう申し上げました。あなたがわたしを遣わされたことを、彼らが信じるようになるために。」
11:43 そう言ってから、イエスは大声で叫ばれた。「ラザロよ、出て来なさい。」
11:44 すると、死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたまま出て来た。彼の顔は布で包まれていた。イエスは彼らに言われた。「ほどいてやって、帰らせなさい。」
11:45 マリアのところに来ていて、イエスがなさったことを見たユダヤ人の多くが、イエスを信じた。
11:46 しかし、何人かはパリサイ人たちのところに行って、イエスがなさったことを伝えた。

もし自動的に音声が流れない
場合、ここをクリック
当日の説教
<準備中>
♪ 事前録音分

説教要旨

墓に来るとイエスは墓の石の蓋を取るように命じた。
するとマルタは、もう4日もたっているので臭くなって
いるでしょう、と反対した。しかし「信ずるなら神の栄
光を見る、と言ったではありませんか。」と、しいて墓
を開かせた。そして天を見上げ、「父よ、私の願いを
聞いてくださり、感謝します。」と祈られた。祈った事
はすでに叶えられたことを信ずる祈りであった。

そして周囲の誰もがイエス・キリストこそ神がお遣わ
しになった方であると信ずるためでした。そして大声
で「ラザロよ出てきなさい」と叫ばれた。するとラザロ
が手足を布で巻かれたまま出てきた。それを見た人
々は背筋が凍り、鳥肌が立ったでしょう。多くのユダ
ヤ人がそれを見てイエスを信じたのも当然です。

しかしあるユダヤ人達はこれを見て、パリサイ人の
所に知らせに行ったのです。それは敵対する立場
からの行動と思われます。このことは、人は奇跡を
見てもただちに信じるわけではないことを表します。
信仰は聖霊が心の内に働いて与えられる賜物です。

イエス様がラザロを蘇らせたのは、イエス様が人に
命を与える主なる神であることを証しし、次にくるご
自身の死からの復活を予表するものでした。そして
私たちも、この方こそ人々に生命を与える方。「光よ、
あれ」との御声をもって天地を創造し、生命あるもの
を創造した方であることを知るのです。

Since 2021/2/28 Updated 2021/3/6