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2021年 3月28日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書12章 12~26節

12:12 その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞いて、
12:13 なつめ椰子の枝を持って迎えに出て行き、こう叫んだ。「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。イスラエルの王に。」
12:14 イエスはろばの子を見つけて、それに乗られた。次のように書かれているとおりである。
12:15 「恐れるな、娘シオン。見よ、あなたの王が来られる。ろばの子に乗って。」
12:16 これらのことは、初め弟子たちには分からなかった。しかし、イエスが栄光を受けられた後、これがイエスについて書かれていたことで、それを人々がイエスに行ったのだと、彼らは思い起こした。
12:17 さて、イエスがラザロを墓から呼び出して、死人の中からよみがえらせたときにイエスと一緒にいた群衆は、そのことを証しし続けていた。
12:18 群衆がイエスを出迎えたのは、イエスがこのしるしを行われたことを聞いたからであった。
12:19 それで、パリサイ人たちは互いに言った。「見てみなさい。何一つうまくいっていない。見なさい。世はこぞってあの人の後について行ってしまった。」
12:20 さて、祭りで礼拝のために上って来た人々の中に、ギリシア人が何人かいた。
12:21 この人たちは、ガリラヤのベツサイダ出身のピリポのところに来て、「お願いします。イエスにお目にかかりたいのです」と頼んだ。
12:22 ピリポは行ってアンデレに話し、アンデレとピリポは行って、イエスに話した。
12:23 すると、イエスは彼らに答えられた。「人の子が栄光を受ける時が来ました。
12:24 まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。
12:25 自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者は、それを保って永遠のいのちに至ります。
12:26 わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいるところに、わたしに仕える者もいることになります。わたしに仕えるなら、父はその人を重んじてくださいます。」

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当日の説教
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説教要旨

今日は棕櫚の主日、今日から受難週です。
イエス様は子ロバに乗ってエルサレムに入城
され、人々は棕櫚の枝を手に、歓迎の人垣を
作りました。これは旧約聖書のゼカリヤ書9章
にある預言、メシアは平和の王、柔和な王と
して来られるという予言の成就でした。

イエス様は、私が来たのは仕えられるためで
はなく仕えるため、と語り、実行されました。
だからイエス様の王国、神の国では平和と謙
遜と柔和が価値ある事です。神の国は私たち
の只中にある。(ルカ17:21)教会もその神の
国の地上に在る一部ですから同じ価値観を
持っています。仕える者が一番偉いのです。

イエス様は「一粒の麦は地に落ちて死ななけ
れば一粒のままです。しかし死ぬなら豊かな
実を結びます。と言われ、ご自分の命を与え
て私たち罪人を救って下さいました。その主
に従ってキリスト者はそれぞれ神様から受け
た使命に生きますが、主に倣って自己犠牲に
生きた人を、一粒の麦と呼ぶことがあります。

この受難週に、主が一粒の麦として命を与え
て下さった十字架を想い、私たちの罪の重さ
と大きさが、主の十字架の苦しみに想像を超
えた苦難と犠牲をもたらしたことを想い、
主の恵みに感謝を新たにしたいと思います。

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