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2021年 4月4日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書20章 1~16節

20:1 さて、週の初めの日、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓にやって来て、墓から石が取りのけられているのを見た。
20:2 それで、走って、シモン・ペテロと、イエスが愛されたもう一人の弟子のところに行って、こう言った。「だれかが墓から主を取って行きました。どこに主を置いたのか、私たちには分かりません。」
20:3 そこで、ペテロともう一人の弟子は外に出て、墓へ行った。
20:4 二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子がペテロよりも速かったので、先に墓に着いた。
20:5 そして、身をかがめると、亜麻布が置いてあるのが見えたが、中に入らなかった。
20:6 彼に続いてシモン・ペテロも来て、墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。
20:7 イエスの頭を包んでいた布は亜麻布と一緒にはなく、離れたところに丸めてあった。
20:8 そのとき、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来た。そして見て、信じた。
20:9 彼らは、イエスが死人の中からよみがえらなければならないという聖書を、まだ理解していなかった。
20:10 それで、弟子たちは再び自分たちのところに帰って行った。
20:11 一方、マリアは墓の外にたたずんで泣いていた。そして、泣きながら、からだをかがめて墓の中をのぞき込んだ。
20:12 すると、白い衣を着た二人の御使いが、イエスのからだが置かれていた場所に、一人は頭のところに、一人は足のところに座っているのが見えた。
20:13 彼らはマリアに言った。「女の方、なぜ泣いているのですか。」彼女は言った。「だれかが私の主を取って行きました。どこに主を置いたのか、私には分かりません。」
20:14 彼女はこう言ってから、うしろを振り向いた。そして、イエスが立っておられるのを見たが、それがイエスであることが分からなかった。
20:15 イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」彼女は、彼が園の管理人だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。私が引き取ります。」
20:16 イエスは彼女に言われた。「マリア。」彼女は振り向いて、ヘブル語で「ラボニ」、すなわち「先生」とイエスに言った。」

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当日の説教
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説教要旨

イエス様は金曜日に十字架にかけられ、死んで
墓に葬られた。翌日は安息日で出歩けないので
日没後必要なものを準備して、日曜日の未明に
マグダラのマリアが、イエスの遺体が納められた
墓に来た。すると、墓の石の蓋が開かれていた
ので走って戻り、弟子たちに知らせた。

ペテロともう一人の弟子ヨハネが墓に走って、
遺体が消えたことを確認した。そして遺体を
巻いた布が、巻いたまま中身が蒸発した抜け
殻のように残されていた。しかし彼らはそれを見
ても、メシアは死んで甦ると書かれた旧約聖書
の言葉を理解していなかった。

彼らが帰った後、マリアは一人残って墓の前で
泣いていた。すると墓の中に2人のみ使いが見
え、後ろにも人影があり泣いている訳を尋ねた。
その人が管理人だと思い、イエスの遺体の事を
尋ねると「マリア」と聞きなれた声、あまりの
思いがけなさに戸惑ったが、「ラボニ・先生!」
と口をついて出た。主は甦られた!

主を失った重い心に、一度に喜びが押し寄せた。
主イエスは私たちの背きの罪の故に死に渡され、
私たちが義と認められるために甦えられました。
主は私たちの罪が赦されるための代償として十
字架にかけられましたが、私たちが義とされる
為に復活し、私たちも復活することを確信させ
て下さいました。

Since 2021/3/29 Updated 2021/4/4