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2021年 8月15日
主日礼拝

説教
ローマ人への手紙 8:18-30

8:18 今の時の苦難は、やがて私たちに啓示される栄光に比べれば、取るに足りないと私は考えます。
8:19 被造物は切実な思いで、神の子どもたちが現れるのを待ち望んでいます。
8:20 被造物が虚無に服したのは、自分の意志からではなく、服従させた方によるものなので、彼らには望みがあるのです。
8:21 被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由にあずかります。
8:22 私たちは知っています。被造物のすべては、今に至るまで、ともにうめき、ともに産みの苦しみをしています。
8:23 それだけでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだが贖われることを待ち望みながら、心の中でうめいています。
8:24 私たちは、この望みとともに救われたのです。目に見える望みは望みではありません。目で見ているものを、だれが望むでしょうか。
8:25 私たちはまだ見ていないものを望んでいるのですから、忍耐して待ち望みます。
8:26 同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。
8:27 人間の心を探る方は、御霊の思いが何であるかを知っておられます。なぜなら、御霊は神のみこころにしたがって、聖徒たちのためにとりなしてくださるからです。
8:28 神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。
8:29 神は、あらかじめ知っている人たちを、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたのです。それは、多くの兄弟たちの中で御子が長子となるためです。
8:30 神は、あらかじめ定めた人たちをさらに召し、召した人たちをさらに義と認め、義と認めた人たちにはさらに栄光をお与えになりました。

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当日の説教
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説教要旨

キリスト者の地上の歩みは苦難の中にあるが、将来
に約束された栄光の大きさに比べて取るに足りない。
人の堕落によって虚無に服した被造物、この世界も、
神の子たち(我々)が救いに与る日、その救いと共
に解放される。そのため、世界のあらゆるものがそ
の日を待ち望んでうめき声をあげ、ともに産みの苦
しみの中にある。

被造物の束縛は自然破壊などとなって現れ、地球
環境の破壊、砂漠化、温暖化、海洋汚染となり、
究極の破壊である核戦争の危険も増大して、終末
時計は過去最悪、終末100秒前を告げている。
 
キリスト者は十字架の救いに与って、しかも天上の
み国に登録されながら、地上に生きている。その私
たちにはキリストのみ霊、聖霊が共にいて、私たち
を助けて下さる。私たちの目には地上の物事しか見
えないが、聖霊が開かせてくださる信仰の目には、
聖書のみ言葉を通して、やがて現れる神の国の
まばゆい栄光が映っている。その確信を与えて下さ
るのは聖霊です。
聖霊はまた、私たちの祈りを助けて下さる。祈ること
を教え、祈りを神にとりなし、励まして下さいます。

私たち神を愛する者、即ちご計画の中に選ばれ、救
われ、召された人の為には、世界のすべてを統治し
ておられる神が、その全てを動員して、最善を取り
計らって下さる。という恵みを約束しておられます。

さらに神はその者たちを、「御子の形と同じ姿に」
予定された。
キリストを信ずる者を、主は神の子として受け入
れて下さり、キリストを長子とする神の子の列に
加えて下さる。さらに予知に基づき、召し、義とし、
栄光の位置につけられる。その光栄のすばらし
さは信仰によってのみ受け止められる。

Since 2021/8/14 Updated 2021/8/14