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2021年 8月29日
主日礼拝

説教
ローマ人への手紙 12:1-2

12:1 ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。
12:2 この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。。

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当日の説教
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説教要旨

ローマ人への手紙はパウロがローマのクリスチャン
たちに、神の救いの教理を解説した手紙です、8章
では、神が味方なら誰が私たちに敵対できるかと、
神の素晴らしい恵みを歌いあげている。

12章からは信仰生活、キリスト教の倫理について、
実践的な教えに移る。倫理を語るに先立って、教理
をしっかり受け止めて、神の救いを受け入れ、応答
する信仰が基礎になります。救われた感謝と喜びの
無い倫理・道徳は重荷です。信仰を再確認しましょう。
人を義とする信仰はそれにふさわしい実を実らせる。
正しい教理の上に健全な倫理が構築されるのです。

1節は献身がテーマで、「神のあわれみによって」
勧められています。パウロに与えられた神の憐れみ
によるとともに、キリスト者夫々に与えられた神の憐
れみと恵みがあふれて献身へと押し出すのです。
私たちの中にも神のあわれみが感謝と喜びとなっ
て沸き上がり、献身への思いに導くのです。
そして私たちに与えられた体や心、全てが神のもの
であることを言い表し、み心に従う生活を志すのです。

神に喜ばれる生き方が常に自分に優先するのです。
神を信じない者にとっては無理なことです。無理に
やろうとしても苦しくなるだけですが、神に従う者に
はみ心に従うこと自体が喜びで感謝が溢れます。
そのように自分を神に献げることは、私たちにでき
る最善の礼拝です。

2節は、 この世と調子を合わせてはいけません。
「調子」とは、姿、形を表わす言葉で、世の人々の
生き方、考え方の意味です。世俗的な考え、価値
観にどっぷりつかっていると、神の御心が何か、何
が神に喜ばれる事か分からなくなってしまいます。
自分を時々顧みて、心を新たにし、信仰に立ち返
る必要があります。

Since 2021/8/22 Updated 2021/8/27