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2021年 9月19日
主日礼拝

説教
ローマ人への手紙 13:1-7

13:1 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。
13:2 したがって、権威に反抗する者は、神の定めに逆らうのです。逆らう者は自分の身にさばきを招きます。
13:3 支配者を恐ろしいと思うのは、良い行いをするときではなく、悪を行うときです。権威を恐ろしいと思いたくなければ、善を行いなさい。そうすれば、権威から称賛されます。
13:4 彼はあなたに益を与えるための、神のしもべなのです。しかし、もしあなたが悪を行うなら、恐れなければなりません。彼は無意味に剣を帯びてはいないからです。彼は神のしもべであって、悪を行う人には怒りをもって報います。
13:5 ですから、怒りが恐ろしいからだけでなく、良心のためにも従うべきです。
13:6 同じ理由で、あなたがたは税金も納めるのです。彼らは神の公僕であり、その務めに専念しているのです。
13:7 すべての人に対して義務を果たしなさい。税金を納めるべき人には税金を納め、関税を納めるべき人には関税を納め、恐れるべき人を恐れ、敬うべき人を敬いなさい。

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当日の説教
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説教要旨

キリスト教倫理は公権力との関係に及び、上に立
つ権威は神によって立てられているのだから、人
は皆権威に従うべきである。だから権威に反抗す
る者は神の定めに逆らうのだとも言う。正しい統治
者、権威者のいない社会は、弱肉強食、暴力が支
配することになる。ミャンマーやアフガニスタンの
悲劇に心が痛む。自分を立てられた神の権威に
従う、権威にふさわしい統治が行われることを望む。

そのような神の立てられた権威の下にあっては、
権威に従う者はすなわち神に従うのである。
  聖書の国家観を示す3つの御言葉、
1 カイザルのものはカイザルに、神のものは神に、
  返しなさい。(マタイ22:21) (政教分離)
2 人はみな、上に立つ権威に従うべきである。
  (ローマ13:1)(順法精神)
3 聖徒たちと戦って勝った獣、(悪魔的国家)
  (黙示録13:)

支配者の権威は神から与えられたのだから、支配
者は神の権威に服して統治しなければならない。
支配者が偶像礼拝など神に従わないことを命ずる
ときは、神に従うべきである。エルサレムの最高法
院が、使徒たちを捕らえて、キリストの御名を語って
はならない、と命じた時、ペテロたちは「人に従うより、
神に従うべき」と答えてキリストの福音を語り続けた。
(使徒5:29)

だから服従と言っても、奴隷的服従ではなく、神に
立てられた権威への意識的な服従である。
7すべての人に対して義務を果たしなさい、と、主
として納税義務が言われているが、現代社会は、
複雑な社会を支える多くの義務があって、法律が
定められている。神に従い、良心的な順法精神を
もって福音を証ししよう。

Since 2021/9/12 Updated 2021/9/18