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2021年 9月26日
主日礼拝

説教
ローマ人への手紙 13:8~10

13:8 だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことは別です。他の人を愛する者は、律法の要求を満たしているのです。
13:9 「姦淫してはならない。殺してはならない。盗んではならない。隣人のものを欲してはならない」という戒め、またほかのどんな戒めであっても、それらは、「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」ということばに要約されるからです。
13:10 愛は隣人に対して悪を行いません。それゆえ、愛は律法の要求を満たすものです。

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当日の説教
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説教要旨

誰に対しても、何の借りもあってはいけません。」
これは7節の、すべての人に対して義務を果たしな
さい、の実行の勧めである。この“借り”は、経済的
貸借だけでなく、お世話になったなど、精神的な負
い目も含んだ人間関係一般の「借り」を言っている。

借りたものは返すのが社会生活での倫理であるが、
借りを放置したままにしておくことは関係を損ない、
信用を失うことになる。
「但し、互いに愛し合うことは別です。他の人を愛す
る者は律法の要求を満たしている。」愛は、貸借の、
関係をはるかに超えて人間関係を覆うものである。

愛は、律法の要求である、殺すな、姦淫するな・・・
をカバーして、相手を自分自身のように愛します。
“・・するな”とのネガティブな戒めではなく、愛は
神の恵みを以て人間関係を建て上げるものです。
律法の要求を満たすマスターキーとも言えましょう。

「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」
隣人とは誰か、と言う律法学者の問いにイエス様が
答えて、有名な「良きサマリヤ人」の譬えを語られた。
レビ人、祭司など誰もが尊敬する宗教家ではない。
皆に蔑まれていたサマリア人が行動をもってその
心を示して、傷ついた旅人の隣人となったのです。

私たちはキリストが模範を示して下さった愛を以て、
互いに仕えあい、主にある兄弟の交わりを築きたい。
柏シャローム教会が存続するためには互いに重荷
を負いあって皆で支えていかなければなりません。

Since 2021/9/24 Updated 2021/9/24