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2021年 10月31日
主日礼拝

説教
ヘブル人への手紙4章12節

4:12 神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、心の思いやはかりごとを見分けることができます。

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当日の説教
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説教要旨

宗教改革記念日は、1517年のこの日、ドイツの
改革者マルチン・ルターがウィッテンベルクの城
教会の門扉に95か条の提題を掲げたことを記
念する日である。

宗教改革の理念を表す3つの標語に、聖書の
み、信仰のみ、万人祭司がある。
聖書のみとは、真理は神の言葉である聖書に
ある、ということで、当時、真理は聖書と教会会
議にあるとされていた。しかも聖書の解釈権は
教会にあるとされたので、教会の勝手な解釈
で聖書の真理が捻じ曲げられることもあった。

信仰のみとは、人が救いに与るのは信仰のみ
によることで、それまでは信仰と行ないが必要
とされ、教会に奉仕し、献げ物をすることが救
いにつながるとされていた。

万人祭司は、人の祈りや、礼拝が神に届き、受
け入れられるためには、教職者や聖人、マリア
などの功徳や、キリスト以外に諸々の聖人の執
り成しが必要と教えられていたが聖書によれば
私たちと神とのとりなし手であるイエス・キリスト
が取りなして下さるので、直接神に向かって祈
り、礼拝をささげることが出来るはず、だから信
仰者誰でも神の前に立つ祭司であるとされた。

改革者たちは当初教会内にあって誤りを正して
教会を立て直そうと努力したが、烈しい反対や
弾圧によって殺され、追放さして、結果的に別
の教会(プロテスタント)を立てることになった。

しかも多くの改革者が、神学や成立事情、地域
を異にしていたため、多くの教派が生まれること
となった。私たちの長老教会は(改革主義とも
呼ばれる)スイスの改革者ジャン・カルヴァンの
信仰を受け継ぐ教会である。改革主義(リフォ
ームド)の意味は、「改革された教会」であると
共に、改革し続ける教会であるとも言われる。

Since 2021/10/23 Updated 2021/10/31