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2022年 4月24日
主日礼拝

説教
ヨハネの福音書 13章 12-20

13:12 イエスは彼らの足を洗うと、上着を着て再び席に着き、彼らに言われた。「わたしがあなたがたに何をしたのか分かりますか。
13:13 あなたがたはわたしを『先生』とか『主』とか呼んでいます。そう言うのは正しいことです。そのとおりなのですから。
13:14 主であり、師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのであれば、あなたがたもまた、互いに足を洗い合わなければなりません。
13:15 わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、あなたがたに模範を示したのです。
13:16 まことに、まことに、あなたがたに言います。しもべは主人にまさらず、遣わされた者は遣わした者にまさりません。
13:17 これらのことが分かっているなら、そして、それを行うなら、あなたがたは幸いです。
13:18 わたしは、あなたがたすべてについて言っているのではありません。わたしは、自分が選んだ者たちを知っています。けれども、聖書に『わたしのパンを食べている者が、わたしに向かって、かかとを上げます』と書いてあることは成就するのです。
13:19 事が起こる前に、今からあなたがたに言っておきます。起こったときに、わたしが『わたしはある』であることを、あなたがたが信じるためです。
13:20 まことに、まことに、あなたがたに言います。わたしが遣わす者を受け入れる者は、わたしを受け入れるのです。そして、わたしを受け入れる者は、わたしを遣わされた方を受け入れるのです。


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当日の説教
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説教要旨

ペテロとイエス様の会話のあと、足洗いが続けられました。イエス様が食卓に着かれました。イエス様は、弟子たちが不思議に思っていることを説明し始められました。イエス様は「互いに足を洗い合わなければなりません」、「模範を示したのです」と言われました。その模範は、イエス様がなさった足洗いではなく、謙遜になり、互いに奉仕し合い、仕え合うことでした。

王の王、神の御子であられるお方が、その栄光の姿を捨てて、この世にお生まれくださいました。イエス様は弟子たちに、「主であり、師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのであれば」とあるように、イエス様がご自分の弟子であるペテロたちに対して奴隷のように仕えられたのです。

イエス様が示された愛はイエス様の十字架の死であり、その贖いの死によって弟子たちの罪を洗い、赦してくださることに現されました。そしてその愛を人々に示しなさい。わたしが弟子たちの足を洗ったように、あなたがたも同じようにしなさいと模範を示されたのです。

弟子たちは、使命を帯びて遣わされた使者です。彼らは、遣わしたお方の命じられたことを注意深く行わなければなりません。あなたがたの主人が愛とへりくだりの行為をしたのだから、あなたがたも同じことをすることに恥じてはなりません。そのことをもって遣わされた者であることを明らかにしなさい、と言われます。「何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。それぞれ、自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧みなさい」(ピリピ2:3、4)。

それは愛の現れです。それをイエス様に示すのは当然ですが、主にある兄弟姉妹も、同じようにイエス様が十字架にかかって罪を洗いきよめてくださったことを思い、互いに愛し合うように教えられるのです。

Since 2022/4/16 Updated 2022/4/20