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2022年 5月1日
主日礼拝

説教
マタイの福音書 5章 13~16節

5:13 あなたがたは地の塩です。もし塩が塩気をなくしたら、何によって塩気をつけるのでしょうか。もう何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけです。
5:14 あなたがたは世の光です。山の上にある町は隠れることができません。
5:15 また、明かりをともして升の下に置いたりはしません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいるすべての人を照らします。
5:16 このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。

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当日の説教
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説教要旨

塩は人間の生命の維持に欠かせない物質です。
料理をおいしくしてくれます。また薄味だと傷みが
早いが、塩分が濃ければ食品が長持ちします。
マタイ5-7章の「山上の教え」は、8福の教えを始め、
弟子たち向けの祝福と信仰生活のガイドです。

神にある弟子としての生活は、貧しい者も、悲しむ
者も、どんな境遇にある者も「あなたがたは幸いで
す」とあるように、神の祝福の中にあります。そして
地の塩はそのような幸いを与えられたキリストの弟子
の使命、生き方を示します。塩が人の生活を支えて
いるように、キリスト者はそのところにあって、世界を
良い味にしていくようにと、神に遣わされています。

塩は食品の中に有って自分の立場を主張すること
はしません。食品の中に溶け込んで、食材の味を引
き立てます。又食品の中で腐敗菌の繁殖を抑えます。
 私たちは社会の中に有って目立たない形ですが、
人々が平和に一致して愛し合うように、味付けの役
割を果たしています。私たちは信仰をもって社会の
中に生きて、救いの恵みを証しするときに、神の祝
福を人々に分かち与える働きに用いられます。

又私たちは世の光と言われるように、周りの社会を
明るく照らす役目を与えられています。光は目立ち
ますが、自分自身が輝くことが目的でなく、周りを照
らし、明るくすることが目的です。しかも、その光の
源は、自分自身でなく、神の光を反射する光です。
月のように、神の光を受けて輝くのです。 

神の救いの光を持った私たちは、山の上の町の
ように、遠くからでも見える位置にあり、私たちは
キリストに従って生き、その光を告げ広めます。
キリストの福音を私たちはマスの下に隠しますか。
勿論燭台の上です。すると周囲が明るくなります。
小さなローソクでも、人々の前で輝かせましょう。
人々が私達の生き方を見て、父を崇めるために。


Since 2022/4/26 Updated 2022/5/1