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2022年 6月5日
主日礼拝

説教
使徒の働き 2章 1~19節

2:1 五旬節の日になって、皆が同じ場所に集まっていた。
2:2 すると天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。
2:3 また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。
2:4 すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。
2:5 さて、エルサレムには、敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国々から来て住んでいたが、
2:6 この物音がしたため、大勢の人々が集まって来た。彼らは、それぞれ自分の国のことばで弟子たちが話すのを聞いて、呆気にとられてしまった。
2:7 彼らは驚き、不思議に思って言った。「見なさい。話しているこの人たちはみな、ガリラヤの人ではないか。
2:8 それなのに、私たちそれぞれが生まれた国のことばで話を聞くとは、いったいどうしたことか。
2:9 私たちは、パルティア人、メディア人、エラム人、またメソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントスとアジア、
2:10 フリュギアとパンフィリア、エジプト、クレネに近いリビア地方などに住む者、また滞在中のローマ人で、
2:11 ユダヤ人もいれば改宗者もいる。またクレタ人とアラビア人もいる。それなのに、あの人たちが、私たちのことばで神の大きなみわざを語るのを聞くとは。」
2:12 人々はみな驚き当惑して、「いったい、これはどうしたことか」と言い合った。
2:13 だが、「彼らは新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、嘲る者たちもいた。
2:14 ペテロは十一人とともに立って、声を張り上げ、人々に語りかけた。「ユダヤの皆さん、ならびにエルサレムに住むすべての皆さん、あなたがたにこのことを知っていただきたい。私のことばに耳を傾けていただきたい。
2:15 今は朝の九時ですから、この人たちは、あなたがたが思っているように酔っているのではありません。
2:16 これは、預言者ヨエルによって語られたことです。
2:17 『神は言われる。終わりの日に、わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
2:18 その日わたしは、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると彼らは預言する。

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当日の説教
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説教要旨

イエス様は十字架と復活の後40日間度々弟子
たちに現れて、ご自分が生きていることを示さ
れた。そして天に上られるまえ、弟子たちとの
別れの時に、エルサレムを離れないで祈ってい
るように指示された。そして五旬節の日、集ま
って祈っていた弟子たちに聖霊が臨まれた。

この事はイエス様が最後の晩餐の席上、弟子たち
に予告された事であり、その中で自分の代わり
に来られる聖霊は、主が話されたことを思い出
させてくれると言われたが、それは聖霊の大切
な働きを示しています。神の言葉である聖書の
み言葉は、大きな力があって、人の心を聖め、
神の子として生まれ変わらせて下さいます。

弟子たちの心の中にイエス様の言葉を思い起こ
させ、み言葉の真理を悟らせ、神の御業を成し
て下さるのは聖霊です。聖霊は御言葉と共に心
に働いて、力ある御業を成し遂げます。人々に
神の御心を示し、罪を悔い改めさせ、信仰を与
え、神と人を愛する愛を満たし、喜びと感謝に
あふれさせ、神の光を輝かせる神の子として建
て上げて下さいます。聖霊は私達に信仰と愛を
与え、神の子として建て上げて下さいます。

しかし人の心のうちには、古い肉の性質も残っ
ています。肉の働きは、聖霊の働きに逆らい、
人を罪の中に引き戻し、閉じ込めようとします。

私たちが御言葉を通して語られる聖霊の導き
に逆らい、心を閉ざすならば、聖霊のみ声を
聞くことがだんだん出来なくなります。肉の働
きは霊の働きに逆らうからです。聖書のみ言
葉を心のうちに蓄えましょう。そのみことばを
聖霊が「照らして」心に語りかける神のみ言葉
を教えてくださいます。


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