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2022年 8月14日
主日礼拝

説教
マタイの福音書 7章1~6節

7:1 さばいてはいけません。自分がさばかれないためです。
7:2 あなたがたは、自分がさばく、そのさばきでさばかれ、自分が量るその秤で量り与えられるのです。
7:3 あなたは、兄弟の目にあるちりは見えるのに、自分の目にある梁には、なぜ気がつかないのですか。
7:4 兄弟に向かって、『あなたの目からちりを取り除かせてください』と、どうして言うのですか。見なさい。自分の目には梁があるではありませんか。
7:5 偽善者よ、まず自分の目から梁を取り除きなさい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取り除くことができます。
7:6 聖なるものを犬に与えてはいけません。また、真珠を豚の前に投げてはいけません。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂くことになります。

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当日の説教
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説教要旨

裁く(クリノー)は、分ける、判断すると言う言葉だが、
人を断罪するというような意味にも使われる。
裁いてはならない、はそのように人を非難することを
戒める言葉です。人の欠点や不正をあげつらうと、
自分が正義であるという勘違いの優越感を感じること
がありそれがネット炎上の原因にもなる。

兄弟の目にあるチリは見えるのに、自分の目にある
梁(屋根を支える太い木材)に気づかないという、
人間だれしも陥る弱点を誇張して批判する。さほど
に人は自分の欠点は見えないものである。
それなのに自分の罪、欠点を無視して相手を上から
目線で批判する者をイエス様は偽善者と呼んだ。

自分の目から梁を取り除きなさい。自分の罪を悟り、
悔い改めなさい。そうすればはっきり見えるように
なって、他人の罪を正しく指摘することができる、
という。それまでは正しい判断ではなく思い上がった
偽善者でしかないという。
聖なるものを犬にやるな、は神への恐れも、キリスト
の救いの尊さも全く受け入れない反対者たちへの
対応をある限界を以て見放すしかないという対処を
教えるものである。


Since 2022/8/9 Updated 2022/8/12