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2023年 1月15日
主日礼拝

説教
マタイの福音書 11章 25-30

11:25 そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主であられる父よ、あなたをほめたたえます。あなたはこれらのことを、知恵ある者や賢い者には隠して、幼子たちに現してくださいました。
11:26 そうです、父よ、これはみこころにかなったことでした。
11:27 すべてのことが、わたしの父からわたしに渡されています。父のほかに子を知っている者はなく、子と、子が父を現そうと心に定めた者のほかに、父を知っている者はだれもいません。
11:28 すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

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当日の説教
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説教要旨


イエスは、「天地の主であられる父よ」と呼ばれた。 
これは親子の親密な会話である。神が救いをなさる、
神秘的、超越的真理は、国の学者、知者たちには
隠され、却って幼子たちに現わされた。知者、学者
たちはイエスに躓き、敵対し、イエスの命を狙うように
なっていったが、反対に素朴な庶民や自分を低くす
る人の中、象徴的には幼子の中に受け入れられた。
これは神の御心にかなったことだと言われた。
?
幼子のようにならなければ神の国を見ることができ
ないと主は言われ、罪人の心に厚くこびりついた
垢のように学者、パリサイ人など多くは、欲望や過
大な自尊心にまみれ、素直に神の救いを受け入れ
ることが出来なかった。どうすれば人は神を知ること
ができるのか? 罪の深淵に沈んだ人類は上から
の助け、神の側からの働きかけによるほかにない。
?
イエス様は「天地の主・父よ」と親しく呼びかけられる。
それは親子の親密な関係に似て、イエスの公生涯
の間も、イエス様は多忙な中でも人々から離れて一
人山で祈る時間を多く持っておられた。
その親密な関係へ私たちも子として招かれている。
イエスを信ずる信仰によって心を新しくされ、神の
み言葉に従って生きる者を、神は呼んでおられる。
それはイエスキリストを信じ、聖書のことばと聖霊に
よって神と語り合う者とされた神の子たちです。

主イエスは「疲れた人、重荷を負う人は私
の所に来なさい。」と呼びかけておられる。
それはイエス自らの十字架によって、人の
重荷を取り除かれた方が、親しく呼んで下
さる神の招きです。イエスの十字架は主が
私たちのすべての罪を取り除く愛の徴。
そして聖書は、神からの愛の手紙です。

Since 2023/1/4
Updated 2023/1/13