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2023年 4月16日
主日礼拝

説教


12:12 ちょうど、からだが一つでも、多くの部分があり、からだの部分が多くても、一つのからだであるように、キリストもそれと同様です。
12:13 私たちはみな、ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によってバプテスマを受けて、一つのからだとなりました。そして、みな一つの御霊を飲んだのです。
12:14 実際、からだはただ一つの部分からではなく、多くの部分から成っています。
12:15 たとえ足が「私は手ではないから、からだに属さない」と言ったとしても、それで、からだに属さなくなるわけではありません。
12:16 たとえ耳が「私は目ではないから、からだに属さない」と言ったとしても、それで、からだに属さなくなるわけではありません。
12:17 もし、からだ全体が目であったら、どこで聞くのでしょうか。もし、からだ全体が耳であったら、どこでにおいを嗅ぐのでしょうか。
12:18 しかし実際、神はみこころにしたがって、からだの中にそれぞれの部分を備えてくださいました。
12:19 もし全体がただ一つの部分だとしたら、からだはどこにあるのでしょうか。
12:20 しかし実際、部分は多くあり、からだは一つなのです。
12:21 目が手に向かって「あなたはいらない」と言うことはできないし、頭が足に向かって「あなたがたはいらない」と言うこともできません。
12:22 それどころか、からだの中でほかより弱く見える部分が、かえってなくてはならないのです。
12:23 また私たちは、からだの中で見栄えがほかより劣っていると思う部分を、見栄えをよくするものでおおいます。こうして、見苦しい部分はもっと良い格好になりますが、
12:24 格好の良い部分はその必要がありません。神は、劣ったところには、見栄えをよくするものを与えて、からだを組み合わせられました。
12:25 それは、からだの中に分裂がなく、各部分が互いのために、同じように配慮し合うためです。
12:26 一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。
12:27 あなたがたはキリストのからだであって、一人ひとりはその部分です。
12:28 神は教会の中に、第一に使徒たち、第二に預言者たち、第三に教師たち、そして力あるわざ、そして癒やしの賜物、援助、管理、種々の異言を備えてくださいました。
12:29 皆が使徒でしょうか。皆が預言者でしょうか。皆が教師でしょうか。すべてが力あるわざでしょうか。
12:30 皆が癒やしの賜物を持っているでしょうか。皆が異言を語るでしょうか。皆がその解き明かしをするでしょうか。
12:31 あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。私は今、はるかにまさる道を示しましょう。


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後日Up予定
当日の説教
なし 事前録音分


説教要旨


イエス・キリストが昇天した後、多くの教会が生まれ
ては消えましたが。 教会を通じて神様の救いの恵み
は続いています。
教会は二つの大きな意味で分けることができます。
究極的で普遍的な教会と地上に存在する教会です。
究極的で理想的な教会は教会の本質そのものですが、
地上に存在する教会は限界のある弱い人間の姿がそ
のまま現れて教会の中に葛藤もあり色々な問題もたく
さんあります。それで多くの教会が教会の中で様々な
問題があって苦しんでいますが、神様が教会を通じて
与えて下さる恵みは変わりません。

そのため、聖書は教会の本質をキリストの体だと教え
ています。お互いに影響を与え合いながら有機的に
働く一つの有機体です。イエス・キリストが頭になって
私たちは各肢体になりますが、お互いに生命につな
がった有機体であるため、一人の痛みが教会の痛み
となり、一人一人を分離させることはできないのです。

神様は御心にしたがって、からだの中にそれぞれの
部分を備えてくださいました。だからお互いをありの
ままに認めることが必要です。 教会はキリストの体で
あるため、各肢体がお互いに役に立つように、互いに
足りない部分が満たされ補完され、キリストの美しさ
が現れるようになります。 弱い肢体を助け合い、お
互いの面倒を見る共同体が教会です。

教会はキリストの体を建て上げながら成長していきま
す。お互いに愛し合い奉仕する中で、愛された人は
心の傷にも勝ち抜いて他の人に愛を与えられ
るほど成長していくのです。 このような共同体・
教会の様子をキリストのからだを建て上げると
いいます。キリストの体である私たちがお互い
に向かってキリストの愛で仕え世話をすれば、
私たちの教会はさらに聖書が教えてくれる恵
みを享受するゆたかな教会になるでしょう。

Since 2023/4/13 Updated 2023/4/16