説教

使徒の働き　1章　１～5節 1:1 テオフィロ様。私は前の書で、イエスが行い始め、また教え始められたすべてのことについて書き記しました。 1:2 それは、お選びになった使徒たちに聖霊によって命じた後、天に上げられた日までのことでした。 1:3 イエスは苦しみを受けた後、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。四十日にわたって彼らに現れ、神の国のことを語られた。 1:4 使徒たちと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。 1:5 ヨハネは水でバプテスマを授けましたが、あなたがたは間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられるからです。」

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説教要旨

使徒の働きはルカがローマの高官テオピロに書いた２番目の手紙です。イエスの救い、主イエスの降誕、イエスの語られた神の国の教え、イエスの行われた奇跡、イエスの死、埋葬、復活、昇天について書かれています。

主イエスは聖霊によって使徒を選びました。主イエスが十字架にかかる前、彼らはただの弟子でした。毎日彼らの先生である主イエスに付き従って各地へ行き、イエスが群衆に語られる福音を見聞きしていました。この時の彼らは、荒野でイエスの話を聞きに来た多くの人々が食べるものがないと心配したり、舟の中で暴風にあった時は舟がひっくり返るのではないかと心配していました。彼らの信仰は小さく、目の前の環境によって怖じ気づいてしまうものでした。

復活したイエスは４０日間、そんな彼らに現れ、多くの証拠を示され、神の国のことを語られました。イエスは彼らと一緒にいる時、とても重要なことを彼らに命じられました。それは、エルサレムを離れないで神が約束された聖霊のバプテスマを待ち望むことでした。ルカはイエスが語られた全てのことは必ず実現すると確信を持ってテオピロに手紙を書きました。イエスが昇天の前に、彼に従った弟子達に約束されたプレゼントは聖霊でした。心から信じてそれを待ち望むようにと。

Since 2023/4/23