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2023年 11月26日
主日礼拝

説教
説教を聞いた後の反応

使徒の働き 2章37-47節


2:37 人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と言った。
2:38 すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。
2:39 この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。
2:40 ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲った時代から救われよ」と言って勧めた。
2:41 そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。
2:42 そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。
2:43 みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。
2:44 信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、
2:45 資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。
2:46 そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、
2:47 神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。

ファン・グオホア師

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当日の説教


説教要旨

37節、人々、たくさんの人々が使徒達の論述を聞きました。その時人々の中に「心を刺された」という共通の反応が起こりました。これは心の内側の感覚でしたが、1つの行動を引き起こしました。人々は使徒達に「どうしたらいいでしょう」と質問しました。多くの場合、私たちは説教を聞いたとき、それぞれ違った反応をします。ある人は、今日の説教はとても面白いな、でも、自分とは関係の無いことだと思うでしょう。またある人は、今日の説教はあの人にピッタリだ、この説教のようにしたらいいのに、と思うかもしれません。またある人は、すごく退屈だと感じて眠くなるかもしれませんし、何か間違いが無いか探したりするかもしれません。聖書の中の、使徒達が聖霊に満たされて他の国の言葉で話し出したときに、彼らは酒に酔って、でたらめをいっているんだ、と言ったように

なぜ同じ説教を聞いても、聞いた人々の反応はそれぞれ違うのでしょう。反対する人、賛成する人、すごく心を刺されたと感じる人。37節では、人々はこれを聞いて心を刺され、行動にうつし、どうしたらいいのでしょうと質問しました。人が神の御言葉に触れたときにあるべき反応です。神さま、私はどうしたらあなたに喜ばれるでしょうかと。聖書に、私たちの心は畑のようだとあります。神の御言葉が種で、私たちの心に蒔かれます。そして、芽が出て花が咲き、実を結びます。その結果は100倍、60倍、30倍と異なります。

まず、私たちが神に向かって自分の心を開き、畑に種が蒔かれるように、神の御言葉が私たちの中に入ることを受け入れることが必要です。37節の人々の反応は、心を刺され、行動を起こし、答えを求めました。神の御言葉が彼らの心に入り、変化が生まれました。彼らは神の御言葉を心の内に受け入れたのです。この時、使徒達は彼らに何と答えたでしょう。38節。悔い改めなさい、自分の罪を認めてイエスさまを自分の救い主として受け入れなさい、主に自分の罪を洗い清めていただきなさい。これからの生活は、自分で決めるのではなく、イエス様に、聖霊に導いていただきなさい、いつも主の教えを守り、敬虔な生活をしなさい。

4347節、彼らがイエスさまを自分の救い主として受け入れてから、大きな変化が現れました。信者と共に過ごし、日々神に近づき、神を覚え、しかも全てのものを共有し、自分の物すら自分の物として見ず、神に属する物とし、他の人のために犠牲を惜しまず、主のために全てをささげ、誠実で、神を愛し人を愛し、偽りのない人と変えられたのです。



Since 2023/11/21 Updated 2023/11/24