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2023年 3月10日
主日礼拝

説教
悔い改めて、主に立ち返る

使徒の働き3章20-26節

3:20 そうして、主の御前から回復の時が来て、あなたがたのためにあらかじめキリストとして定められていたイエスを、主は遣わしてくださいます。
3:21 このイエスは、神が昔からその聖なる預言者たちの口を通して語られた、万物が改まる時まで、天にとどまっていなければなりません。
3:22 モーセはこう言いました。『あなたがたの神、主は、あなたがたの同胞の中から、私のような一人の預言者をあなたがたのために起こされる。彼があなたがたに告げることすべてに聞き従わなければならない。
3:23 その預言者に聞き従わない者はだれでも、自分の民から断ち切られる。』
3:24 また、サムエルをはじめ、彼に続いて語った預言者たちもみな、今の時について告げ知らせました。
3:25 あなたがたは預言者たちの子であり、契約の子です。この契約は、神がアブラハムに『あなたの子孫によって、地のすべての民族は祝福を受けるようになる』と言って、あなたがたの父祖たちと結ばれたものです。
3:26 神はまず、そのしもべを立てて、あなたがたに遣わされました。その方が、あなたがた一人ひとりを悪から立ち返らせて、祝福にあずからせてくださるのです。」

ファン・グオホア 宣教師
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当日の説教


説教要旨

 20節に神がイエス・キリストを遣わしてくださったことが書かれています。神は定められた時に、定められた贈り物イエス・キリストを私たちにくださいました。これは神の時であり、神はご自身の定められた時に事を行われます。ですから、神のなさることは私たちが頭で理解できる範囲や受け入れられる範囲を超えています。
しかし神は旧約のサムエルから初めて、彼に続く預言者達を通して、ずっと預言してこられました。申命記18章18-19節で、モーセはこのように語っています。新約の時代に一人の預言者が起こされる。彼は神の全能を表し、彼が告げること全てに、私たちは聞き従い、信じなければならない。この彼こそ、イエス・キリストです。

 私たちはキリスト者として、聖書が告げる全ての事を信じているでしょうか。聖書が神の啓示であると信じているでしょうか。聖書は神の言葉であると信じているでしょうか。今日、どれだけの人が神を信じ、その御言葉を完全に信頼し、受け入れ、従っているでしょうか。

 この時代、多くの教会の中にいる人達の信仰は、信じているようで現実的ではなかったり、神は愛と知っていても、自分の生活の中でその神の愛を表すことができずにいるのではないでしょうか。主は全能だと知っていても、多くの場合、その神の全能、神にはどんなことでもできないことはないということを、自分自身を通して表すことができなかったり。
それはなぜでしょうか。

 1.自我を手放すことができない。
例えば、イエスの元に来た金持ちの青年
 2.神のことがよくわかっていない。
例えば、イエスの弟子達
 3.自分自身のことがよくわかっていない。
私たちは罪人であり、救いが必要、神への悔い改めが必要

 全て主イエスが言われたことに、私たちは聞き従うことが必要です。主から出る全ての言葉によって私たちは生きるのです。聖書は私たちに、聞いて信じる人は幸いだと告げます。その人達は神の子どもとされるのです。聞いても信じない人はわざわいです。その人達は罪に定められます。

 25節、私たちは預言者の子孫であり、信仰の父アブラハムと同じ祝福を受けることができます。私たちは主イエスを神の子、私たちの救い主と信じることによって、教会も家庭も、子どもたちも隣人も、全ての人が祝福を受けることができます。

 26節、父なる神は御子を遣わされ、イエスは私たちのところに来て下さいました。私たちの心を父に立ち返らせ、私たちを罪の中から主イエスに立ち返らせるために。

Since 2024/3/4 Updated 2024/3/10