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2025年2月2日
主日礼拝
説教 「人々の迫害、しもべの殉教」

聖書
使徒の働き 7:51-60

7:51 うなじを固くする、心と耳に割礼を受けていない人たち。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖たちが逆らったように、あなたがたもそうしているのです。
7:52 あなたがたの先祖たちが迫害しなかった預言者が、だれかいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを前もって告げた人たちを殺しましたが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。
7:53 あなたがたは御使いたちを通して律法を受けたのに、それを守らなかったのです。」
7:54 人々はこれを聞いて、はらわたが煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりしていた。
7:55 しかし、聖霊に満たされ、じっと天を見つめていたステパノは、神の栄光と神の右に立っておられるイエスを見て、
7:56 「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます」と言った。
7:57 人々は大声で叫びながら、耳をおおい、一斉にステパノに向かって殺到した。
7:58 そして彼を町の外に追い出して、石を投げつけた。証人たちは、自分たちの上着をサウロという青年の足もとに置いた。
7:59 こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで言った。「主イエスよ、私の霊をお受けください。」
7:60 そして、ひざまずいて大声で叫んだ。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、彼は眠りについた。
説教 :
ファン・グオホア 師
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当日の説教


説教要旨


 7章2-53節まではステパノが殉教前に訴えた内容です。信仰の父アブラハムの信仰の道から始まり、モーセがイスラエルの民を導いて荒野を40年間歩み、信仰の訓練を受け、完全に神を信じ依り頼むことを経験し、信仰によって約束の地カナンに入りました。立てられた王は神に嫌われ、御心にかなう王ダビデが探し出されました。神はダビデを導き全ての敵に勝利させ、平和を与えました。
 ステパノがこのような内容を訴えたのは、人々に一つの真理を説明するためでした。アブラハムにしろ、モーセ、ダビデにしろ、どの人も神によって探し出された人であり、彼らが神を探し出したのではありません。神は彼らにご自身を表わしてくださり、真の神であることを証明してくださいました。真実であり、約束を守り民を愛してくださる真の神であると。彼らはただ信じて、神の約束を守りさえすれば、神は約束されたものを全て、必ず与えてくださるお方です。
 アブラハムは神に召され、故郷を離れ、100歳で約束の子イサクを得え、その子孫は空の星のように、浜辺の砂のように多くなりました。モーセが80歳の時、神は炎の中で彼に現れ、イスラエルの民をエジプトから連れ出すようにいいました。紅海を渡り、40年間荒野を旅した後、ヨシュアがイスラエルの民を導いて河南の地に入り、土地を分け、美しいカナンの地を得ました。
 イスラエルの民が王を求め、神はそのサウル王を嫌い、ダビデ王を選び、全ての敵に打ち勝ちました。外からの敵であれ、内側の敵であれ、完全な勝利を得ました。これらの全ては、神との関係、神を信じ、依り頼むこと、神に聞き従うことと密接な関係があります。信じて従った時に、神の力、神の真実、神の守りと導きを見ることができるのです。
 私たちの信じているこの神が、今すでに、明らかに実証されました。しかし人々は、やはり強情で神の民に抵抗し迫害し、彼らを死へと追いやり、神の光と教えを拒絶したのです。たとえ死んだとしても神の前に悔い改め、自分の罪を認めることをせず、却って救い主を売り、殺したのです。御使いを通して語られた律法を聞いたにもかかわらず、それを守らなかったのです。
 人々の反応はどうだったでしょうか。ステパノの証の全てを聞いて、むしろ非常に怒り、神のしもべステパノに向かって歯ぎしりしました。完全に悪にコントロールされ、縛られていたのです。しかし神のしもべステパノは、聖霊に満たされ、天を見つめていたとき、神の栄光を見、天が開けて救い主イエス・キリストを見ることができたのです。
 神のしもべにこのような栄光を表わしてくださったことに、感謝します。最後にステパノは主を呼んで祈りました。自分を神の御手に委ねること、そして彼らの罪を赦してくださるようにと。ステパノは完全に真理を行い、真理に従って行動する人でした。聖書はステパノの証をこの時代に、そして今日の私たちに与えてくださいました。私たちの神は昨日も今日も永遠に変わらない真の神であり、私たちを愛し、救い、守り、永遠に至るまで共にいてくださる愛の神です。私たちのこの信仰の道で、巨人や荒野や敵の攻撃が目の前に迫ったときも、信仰を失うこと無く、私たちに力を与えてくださる主に依り頼み、生活や、また様々な状況に、積極的に向き合っていきましょう。全ての困難を乗り越えて、私たちの初めであり終わりであるイエス・キリストを仰ぎ望みつつ、喜びつつ今日を生きていきましょう。

 

Since 2025/2/2 Updated 2025/2/3